いよいよ今週土曜、20時スタートです♪

6/22今度の土曜、渋谷ノースマリンドライブでの

阿部浩二さんとのDuo Live、いよいよもうすぐです!

 

阿部さんは普段は大阪ご在住のところ、この3月から6月にかけて一時的に東京にお住まいなのですが、先日は阿部さんの東京での滞在先におじゃまして、リハーサルをしてきました。リアルで一対一としてはほぼ初対面にもかかわらず、ゆったり穏やかなお人柄と包容力のあるギターで、楽しくリハーサルさせていただきました。

 

阿部さんがブラジル音楽の歌詞を読みこんでいらっしゃることは彼のブログを通して存じ上げていたので、今回のLiveの選曲も、ブラジル音楽の歌詞の情景を語るような、抒情的な曲が多くなっています。ゆったりロマンチックなサンバ・カンサォン、しみじみとした情緒のある切ない曲など、阿部さんの音色・ギターで表現される「うた」には、本当に「しみじみ」という言葉がしっくりくる瞬間があります。

 

リハーサルの時は歌詞についてあまりゆっくりお話しする機会が無かったのですが、その後にある曲についての私の詞の解釈を知りたかった、とメッセージでいただいたりして。今まで「歌詞の内容を知ったうえで演奏したい」、という共演ミュージシャンの方はお一人いらっしゃったのですが、阿部さんはポルトガル語の歌詞はすでに理解されているので、さらに「あなたの解釈を知りたい」、ということなのでした。唄い手として、唄う全ての歌詞の訳詞を自分の言葉で付けて、自分なりの解釈で唄ってはいるのですが、それを誰かと共有できることは稀です。阿部さんのように基本的に歌を唄われないギタリストさんが詞についてお話ししてくださることは、私にとってとても嬉しい驚きでした。

そして、私の選曲やレパートリーについて、「フェイバリットが丸被り」と仰っていただき、ますます本番での演奏が楽しみになっています。最近特に思うのは、やはりLiveはリハーサルとはまた違う"感情"がやってくるものなので、その瞬間に集中して、よりいいものをお届けられるよう、研ぎ澄ませていきたいものです。ブラジル濃度が濃い、と言っても、阿部さんは現在老若男女・ジャンルも問わず、ギターとウクレレを教えていらっしゃる方なので(ポルトガルのファドなどもお好きだそう)、きっとブラジル音楽をあまり知らない方が聴いてもグッとくるような音楽になるのでは?と思います!唄と7弦ギターのアコースティックな音楽で、土曜の夜更けにゆったり美味しいお酒を飲みたいという方、ぜひ渋谷ノースマリンドライブにお越しください。お待ちしております♪

 

阿部浩二さんプロフィール