2021年もあと僅か、いよいよ年の瀬ですね。
何かと慌ただしい合間、久しぶりに禅語の本をめくっていたら、
「看々臘月尽」(みよみよろうげつつく)、という言葉が目にとまりました。臘月(ろうげつ)は12月のこと、看々(みよみよ)は、よく見なさいの意。「もう12月も終わってしまいますよ、月日の流れの早いことをよく見なさい」ということだそう。12月と同じように人生もあっという間に終わってしまうから、限りある時、今をしっかり見なさい、ということでもあるようです。特に年末年始は慌ただしく日々の色々に追われがちだけれど、手元にある喜びも悲しみも全部慈しんで、”今”という時間を大切に刻んでいきたいものですね。
さて、前置きが長くなりましたが・・
2021年、今年もすべてのLiveが終わりました。
(ご心配おかけしましたが、体調もだいぶ良くなっております!)
今年も去年に引き続いて特に前半はコロナでなかなか思うようにLiveができない状況でしたが、そんな大変な状況の中でも足を運んでくださる温かい皆さまのおかげで、Live活動を続けることができました。素晴らしい創意工夫をもって共演いただいたミュージシャンの皆さん、一緒に温かい空間を作ってくださったお店の皆さんにも、心から感謝いたします。ありがとうございました♪
こんな状況の中だからこそ、今年は初めての音源制作も。昨年の春、いつもご一緒している7弦ギタリスト尾花毅さんからご提案いただき、今年の6月にようやくDuoアルバム"Cores dos Sonhos/コーリス・ドスーソーニョス(夢の色)"をリリースすることができました。ブラジル音楽を志した当初から持っていた「唄とギターだけのアルバムを作ってみたい」という思いを、想像していたより早く実現することができ(なにぶん遠回りを沢山してきましたもので・・)、ようやくスタートラインに立てたような気分です。今年はこういう状況ということもあり大きなリリースLiveというものは開催できないまま、プチ・リリースLiveという形で、少しずつ皆さまにお届けしてきました。が!来年は3月に、あらためてプチ・ツアー(3/19愛知, 3/20名古屋、3/21大阪)を、3/27(日)にはそのファイナルという形で東京でもリリースLiveを企画していますので、もっともっと、沢山の皆さまにこのアルバム"Cores dos Sonhos"(夢の色)をお届けできたらと思っています♪
詳細は、随時スケジュールページにもUPしていきますので、ぜひチェックを宜しくお願いいたします!
そして年明け初めてのLiveは1/28(金)、今やホームとも言える日暮里Bar Portoにて、尾花毅さんとのDuo Liveを、
翌月2/20(日)は蒲田のブラジル音楽スポット、エスパッソ・ブラジルにて、尾花さんとのDuoにクラリネット土井徳浩さんをお迎えしたTrioで、Guinga特集をお届け予定です! お近くの方、お近くでなくともご都合のつく方はぜひ、ご予定いただけましたら嬉しいです♪
最近じわっと感染者数も増えているようですが、くれぐれも皆さまお身体にお気をつけて、ご自愛くださいね。
このまま大きく広がらないことを祈るばかりです。いつも同じですが、今できることを、前を向いて楽しんで。
希望を持って、来るべき新年をイメージしていきたいですね。来年もどうぞ宜しくお願いいたします!
Kayo Kamishima
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