2021年のはじまり

2021年も始まり、5日が経ちました。

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!

今年はゆっくりペースながら、新たなフェーズへと進む予感。

どうぞ気長に、本年も宜しくお願いいたします♪

 

この年末年始はやはり帰省できず、東京での年越しでした。

年末はそれなりに慌ただしく、そして年明けはおせちや

お雑煮、日本酒をいただきながら、ゆったりと過ごして。

 

でもこんな状況だからか、例年のように「よーし!」と意気込んで

スタート、というよりは、静かに、ゆったり、確実に進んでいきたいなという

気持ちです。勢いよりも、やはり本当のこと、本当の想い、を重視していきたい。

 

SNSで見えるものは、限定的なものです。だから、私はやっぱりLiveや唄・音楽、本当にお会いしたり語ったり、実際に会えなくてもメッセージを交わしたり、ということにより重きを置いていけたらと思っています。自分の思いの多くは、今のところこのブログと、やはり唄にのせてお伝えしていきたいなと。それに大切だからそっとしておく、ってことも、ありますよね?(スタンスは色々、自分に合う表現が一番!ですね)

 

元日の夜は、年末年始の慌ただしさから解放されるべく、大掃除で目に留まってまた観たくなったDVDを鑑賞しました。

2012年頃、パリで偶然見つけたブラジル映画、"Girimunho"(仏語タイトルは"Tourbillon"/英語は"Swirl"/「つむじ風」)。

舞台はブラジルの田舎の村で、特に大きくストーリーが展開するわけではないけれど、詩的でリアルなヒューマンドラマ。

とにかく時間の流れがゆったりゆっくり贅沢で、主人公のお婆ちゃまの飄々と達観したような佇まいがとても味わい深くて、

観るたびに感じ方が変わるのです。何気ないものが美しく見える、映像美も素敵。日本でもまたスクリーンで観たいものです。

 

 

「時間は止まらない。止まるのは私達だ。」ー 劇中に語られる印象的な言葉。

 

この映画で今回受け取ったメッセージは、「ゆっくり、でも止まらずに。」ということ。

 

どんな状況であっても、時間は流れていて、私達は限られた時間を生きている。

時々は立ち止まったり、形を変えることはあっても、温め、彩り、紡いでいく。

 

2021年、悠々と、飄々と。色々あるけど、しなやかに泳いでいきましょう!