紡ぐ夏

夏真っ盛り、やって来ましたね・・日本の夏。

立秋は過ぎたとはいえ、名ばかりのこの暑さ、この湿度。

夏生まれなのに夏は苦手な私ですが、この暑さが早く過ぎ去って、

もう台風や豪雨なども、お手柔らかにしていただきたいものです。

 

この夏はこんな状況で、帰省も旅行もできず・・ですが、

これをチャンスとして?レコーディングに取り組んでいます。

7弦ギタリスト尾花毅さんと、まずは打ち合せ&プリプロ録り。

選曲も、いい感じで進んでいます。続きはまた来週ということで、

今はレコーディング曲に加えて、9/25のDuo Live曲の新曲や、

10/22のシコ・ブアルキ特集の曲のおさらい等、諸々の仕込みを。

 

そして先週!生まれて初めて(笑)、ZOOMレッスンを体験しました。

先月お会いしたポルトガル語の先生・荒井めぐみさんのご紹介で、今回は

サンパウロ生まれサンパウロ育ちのバイリンガル講師・ヤマガタケイコさんに、

初めてポルトガル語の発音チェックをお願いしました。発音に関してはもう

15年ほど前にブラジル人歌手のWilma de Oliveiraさんに教えて頂いて以来で

(その後何回かギタリストのマルセロ木村さんにも教えて頂きましたが)、

最近はめっきり我流になっていたのですが、今回のレコーディングにあたって

ポルトガル語も日本語もネイティブレベルのケイコ先生にみていただくことに。

当日はじめましてのケイコ先生と、お顔を拝見しての、発音レッスン。

今さらながら、便利な世の中ですね・・笑。とても気づきの多い有意義な時間を過ごせました♪

 

写真の鍵盤は、この籠り期にようやく入手したYAMAHAのReface CP!鍵盤弾きでない私には勿体ないほどの、

プロユース・クオリティの鍵盤ですが、とにかく音色とタッチ、サイズ、ルックス、全てが素晴らしく秀逸!

メロディーやコードの確認用としては、88鍵の電子ピアノでは大きすぎるし(こちらも時々は弾くのですが)、

かといって玩具のような鍵盤では、どうしても音色が気になってしまい、身が入らない。アナログなら良かろうと、

鍵盤ハーモニカで乗りきろうとしたこともあるけれど、口で吹いていると同時に唄えないという矛盾が・・笑。

(そういえば、20年近く前に、オークションで間違えてRolandのアナログシンセを買ってしまったことも・・笑)

そんな訳で、発売当時から気になっていたこちらの鍵盤を、思いきって購入。基本的にはRhodesやWurlitzerなど

エレクトリック・ピアノ系の音色がコンセプトなのですが、裏技でグランドピアノの音も出せるというスグレモノ。

1960-70'sの大好きな音色たちに加えてグランドピアノの音もあるなんて、もう完璧!です。そして電池駆動もOK。

願わくばいつかステージでも活用したいけれど...ともあれ、ずっと愛着を持って使えるお気に入りの相棒となりました。

 

そんなこんなで、スタジオと尾花家以外、ほとんど何処にも行けなさそうな今年の夏ですが、

その分音楽の世界に集中する時間になりそうです。秋以降、花開いていきますように!

そして、いつの世にも憂いはあって・・この憂いをすり抜けて、知恵を育んでいきたいものですね。