それでも季節は巡る

桜の季節も、もうすぐ終わり。春、春なんですよね、いま。

こんなふうにこの季節を迎えるとは、誰も思わなかったでしょう。

 

ここ最近、私は色々な感情が入り混じっていました。

感謝や哀しみ、ポジティブな気持ちも、ネガティブな気持ちも、

自分のことも周りのことも世界のことも、沢山感じることがあり。

それらが凝縮されて、どう表現したらいいかわからない状態でした。

 

私自身それほど不安に押しつぶされるという訳ではないけれど、

思うように唄えないこと、人と会えないこと、がやはりつらい。

それでも、普段なかなか立ち止まることができなかったところを

ゆっくり立ち止まれる、というのは少しばかり有難く思ったり。常々、「人間はどうしてゆっくり立ち止まれないのだろう?」
と思っていたけれど、こんな形で、そんなチャンスが訪れてしまいました(とは言え今のところ毎日、何かしているけれど、笑)。

 

家でできること、沢山ありますよね?私の場合、今はLiveの準備として譜面を書いたり、歌詞を読みこんだり、当面は

新曲の仕込みなど音楽に多くの時間を割くことになると思いますが、あとは衣替え&片付け、ミシンで小物を作ったり

(マスクやバッグなど)、できれば写真の整理もしたいし、ポルトガル語の勉強や、気分転換にスコーンを焼いてみるとか。

 

普段、なかなかゆっくり向き合うことができなかった大切な人達を、ちゃんとケアする時間があるのは嬉しい。

家族は勿論、遠く離れている友人に手紙を書いてみるのも、贅沢な時間かもしれません。いつも不精でごめんねと。

 

とはいえ、この状況がいつまでも続くのは勘弁してほしいですね。私の心の叫び、唄いたい!皆さんに会いたい!笑

今、世界中のミュージシャンが演奏動画やLive配信をしているけれど、やはり同じ空間で同じ空気を吸って演奏したい。。

 

先日お伝えした3/27の尾花毅さんとのDuo Live@日暮里Bar Portoは6/19(金)に延期、そして来月、5/21(木)には、

ずっと楽しみにしていた恒例のシコ・ブアルキ特集、"Canta Chico"のLiveが青山Zimagineで予定されています(写真)。

どちらも、私にとってはとても大切なLive。たとえ延期になってしまったとしても、いつかは演奏する!のです。

来月の中旬以降、東京がどうなっているかまだわかりませんが、開催できることを願いつつ、楽しみにしつつ...。

 

本当に、皆さまくれぐれもご自愛ください。離れていても手をつないでいる!という気持ちで、乗りこえていきましょう!