先週土曜日のお昼は、ピアニスト永見行崇さんと、
Brasil&JazzのDuo
Live@吉祥寺Strings、でした。
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当日は雪の予報。どうなることかと思いましたが、
はらはらと雪の舞い散るなかLiveにお越しくださったお客さま、本当にありがとうございました!
顔なじみの方、そしてフライヤーを見て初めて来てくださった方も。お会いできて嬉しかったです♪
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Stringsさんは、私が20代の後半に二度目の上京をした頃に初めて訪れたお店で、学生時代から
もともと吉祥寺に馴染みがあったこともあり、Jazzのお店となれば自然に足が向いた、そんな場所でした。
初めて訪れた日の出演者は、たしか臼庭潤さん(sax)。今はもういらっしゃらないのが寂しいですが、彼と大学が同じでCrusadersが好きだった私は、ご縁を感じたものです。それから、ここでJazz
Vocalのレッスンに通ったことも。レッスン中、カウンターのあたりにDexter Gordonの写真が見えて、何だか不思議な安心感を覚えたり。その後、Brasil音楽へ更に傾倒していったこともあり、ブラジル人歌手のWilma de
Oliveiraさんのレッスンに移行していったのですが、JazzでもBrasilでも、気になるLiveはチェックしに訪れていました。当時から「ここに出られたら」と思っていたのが、その後住んだパリから本帰国、東京での活動を始めてしばらくしてから出演させて頂けるようになり、いつも特別な気持ちで唄わせて頂いていました。今でも、あの階段を下りて焼きたてピザの香りをかぐと、とてもホッとします。そんな訳で、今回は久しぶりの出演ということもあり、「ああ、Stringsだなぁ」と穏やかな気持ちで唄わせて頂きました。
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前置きが長くなりましたが(笑)、Duoとしては初共演の永見さん。やはりリハーサルより更に豊かなストーリーと情景を見せてくださいました。永見さんの魅力でもある、独特の「揺らぎ」の中で、新鮮な気持ちで唄わせていただけました♪
そして、あの創造力に寄り添えるような、柔らかな感性と遊び心が必要!と、あらためて思ったわけです。ピアノソロコーナーでは私のリクエストに応えてくださり、永見さんの“Ruby, My Dear”(Thelonious Monk)を。昔、"Solo
Monk"というアルバムが好きでよく聴いていたのですが、永見さんのピアノには時々、モンクの断片を感じます。でも永見さん独特のタイム感で、素敵でした。永見さんのオリジナルは、『急流』というスリリングな曲。4人編成やDuoとはまた違った側面を見せてくれました。ソロLiveしないと本当に勿体ないのに、あまり乗り気でないんですって。
→(こちらでソロアルバムがご覧になれます:一部試聴あり)http://www.nagamiyukitaka.com/disc.html
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彼とは5/21(木)のCanta Chico
-シコ・ブアルキを唄う- Live@青山Zimagine で(チェロ/7弦ギター/ピアノ/唄という編成で)またご一緒します。
このDuo,
またいつか!
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そして私は、次回3/27(金)、7弦ギター尾花毅さんとのDuo
Live@日暮里Bar Portoまで、Liveはお休みです。
私の中では先週のLiveでようやく2019年が終わった!という感じなので、心機一転!たっぷり準備&充電しておきます♪♪♪
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