師走、今年ももう最終月ですね。私も先週からすでに
あれこれと走り回っていましたが、次回Liveも、もう来週末!
12/15(日)18時から、下北沢と笹塚の間にあるメキシコ料理のお店、
Flava Joint(フレーバー・ジョイント)にて、ブラジリアンギターduo,
"Agitato"(アジタート)のお二人と、Trioで3年ぶりのLiveです♪
7弦ギター尾花毅さんは、もう今年何度もご一緒していますが、
6弦ギター中西文彦さんは、duoで共演して以来、2年ぶり。
お二人は、もう20年以上もギターduoを組んでいらっしゃって、
それはもう息ぴったり、阿吽の呼吸のシブいユニットなのです。
その名のとおり、時に激しく、そして円熟味を増してきた
最近では時にゆったりと、美しい演奏を聴かせてくれます。
先週27日は、尾花さんの年に一度のソロLive@日暮里Portoへ、
一昨日2日は、中西さんも出演の江藤有希さんLive@JZ Bratへ
おじゃましてきましたが、尾花さんはとてもおおらかなギター、
中西さんはとても繊細なギターで、それぞれジーンときました。
今回のフライヤーにもあるように、私の中でお二人は太陽と月、
それぞれの個性でお互いを補完している感じがとても素敵です。
今回、中西さんと久しぶりに共演させて頂くにあたって、色々なイメージが巡りました。まずは、中西さんともお話しした共通のお気に入り映画、ヴィム・ヴェンダースの『パリ・テキサス』と『ベルリン天使の詩』の2本をもう一度観て、『ベルリン・・』に至っては、パンフレットを取り寄せて、全ての台詞をもう一度反芻して。あらためて今感じることもあって、その感性でもって選曲もしてみました。今の私、そして尾花さんと3人ということもあり、やはりブラジル中心なのですが、曲の中に流れるものを意識して選んだつもりです。酔っ払いながらも、「こうした方がいいよ」と語ってくださる優しい中西さん。憎めない大好きな先輩・アニキです。
大好きな先輩・アニキ、という意味では尾花さんも同じ。関東のブラジル音楽シーンを支えるギタリストでありながら、マイク製作からDIYから、タイトなスケジュールで何でもこなすスーパーマン。かと言って、いい加減な取り組みは全くせず、誠実かつ丁寧な仕事っぷり。いつも前向きで快活な様が人として羨ましくなるのは、私だけではないはず。尾花さんは器用でおおらかな職人肌、中西さんは儚さと激しさを持つアーティスト。バーデン・パウエルが共通のアイドルであるお二人のコンビネーションは他にはない熟成された演奏で、ワイルドかつ繊細。ご一緒できるのがとても頼もしく嬉しいのです。
そしてこのお二人、結成20年以上にして、この度待望のアルバムをリリース!したばかり。この日ももちろん入手できますし、agitatoとしてのduo演奏も沢山して頂く予定です!できれば1セットまるごとお願いしたいのですが、そのあたりはまた来週に発表いたします。このお二人のギターと唄うのですから、私もいつもより本来の自分に還るような気持ちで唄えたらと思ってます♪
お店は初出演・メキシコ家庭料理のお店Flava Jointさん。秋ごろ一度おじゃましましたが、味のある店内の雰囲気は中南米・ラテン的でもあるし、何処か欧州的でもある、素敵な空間。開放的なカウンター&テーブル席、そして豊富なテキーラ(私は飲めませんが・・)とナチュラル・ワイン。各種タコスと、米国南部料理のガンボも優しいお味で、美味でした。ゆったりとした店内で、美味しいお料理とお酒とともに、アジタート満喫してくださいませ♪
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“adagio, agitato -アダージョ, アジタート“
Tel: 03-6755-5671
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