Canta Chico - シコ・ブアルキを唄う-
@青山ZIMAGINE、無事終了しました!
平日お忙しい中お越しくださった皆さま、
本当にありがとうございました✨
シリーズ3回目の今回も、音響が素晴らしい
ZIMAGINEさんにて、シコ・ブアルキでした。
シコ・ブアルキの楽曲は、小説家でもある彼の‘物語’のような詞の世界観が中心となってくるのですが、事前にメンバーで詞の内容を共有しながら、この4人のシコ・ブアルキ、を作っていけるのがとても嬉しく、ご覧のとおり個性的なメンバーなだけに同じ曲でもどう変わるか、楽しみでもありました。新曲も多めに7曲。メロディの美しいショーロ・カンサォンのような曲、転調し続けるジャズ・サンバのような曲、シャンソンのような曲など・・シコの曲はGuingaとは違った濃さがあります。
今回は秋らしくロマンチックに🌹とイメージしたら、いつも以上に?ゆったりめの曲が多めになりました。
が、中でも今回一番準備に時間をかけたのが、シコ脚本の舞台“Ópera do Malandro”で唄われた曲、
“Geni e o Zepelim”(ジェニとツェッぺリン号)でした。下敷きになったというモーパッサンの短編小説も読み。。
この曲については後日いつかこのブログにも詳しく書きたいと思いますが、とにかく本当に”物語“なのです。
初めて聴いた時、パリのシャンソニエで聴いたボリス・ヴィアンのシャンソンを思い出しました。
詞に関しては一人芝居のようなこの曲を、私が本当に唄えるか?と躊躇していましたが、エイヤっと今回唄いました。
歌詞も2-3曲分ほどの量。それでも不思議と、唄う物語は"入ってくる"ものです。これからも、表現力を磨いて育てていきたい曲です。
織絵さんのチェロは、一緒に唄っているかのようで艶っぽく、唄とチェロで始めた”Sabiá”のイントロなんかは本当に鳥が唄っているようで素敵でした。ブラジル音楽特有のサウダーヂを感じさせる尾花さんの7弦ギターは、サウンドの大切な骨格となって支えとなり、いつものように頼れる存在。そして永見さんのピアノは、いつも新鮮なクリエイティヴィティと遊び心を感じます。贅沢なサウンドの中で唄わせて頂けること、本当に感謝です♪
次回、このシリーズは、来年春頃を予定しています。
詳細決まりましたらUPしていきますので、どうぞお楽しみに✨
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