気がつけば、8月も下旬に差し掛かりましたね。。
雨も降ったりやんだりで、秋の気配を感じます。
(夏休みも、蒸し暑さも、終わりが見えてきた?)
前回の投稿から何をしていたかといえば、
へナート・ブラスの来日公演で癒されたり、
ようやく行けた銀座「月のはなれ」で、来週共演の
尾花さん&尾形ミツルさん(fl)の素晴らしい演奏を聴いたり、
パリから一時帰国の友人とお芝居&音楽の話をしたり...。
今年は夏には帰省せず(秋の連休に予定はありますが)、
基本的にはひたすら音楽のことをしている毎日です。
音楽のこと、というのは、具体的には・・
・選曲をする(あらゆる音源を聴く)
・譜面を書く
・歌詞を訳す、解釈する、読む
・発音をチェックする
・メロディを覚える、唄う
・曲の背景をリサーチする
・関連する曲やテイクを聴く
・曲の背景となるものの思想を追う
・家で唄う以外にスタジオで唄う
・Liveのフライヤーを作成する
・ブッキングの手配をする
・リハーサルの調整をする
・各メンバーに譜面を用意する(郵送したり、渡しに行ったり)
・次のLiveの企画・コンセプトを考える(付随して美術館へ行ったり本を読んだり)
・共演者のLiveに行く(その人を理解する、共演の音楽をイメージする)
・・と、挙げたらキリがないのですが、こんな風に日々過ごしていると「今日はお休み!」という日がわからなくなります。
ミュージシャンは皆さんそういうところがあるんじゃないでしょうか。自営でお仕事されている方もきっとそうかもしれませんね。。
さて。何故こんなことを書いているかというと、以前「どんなふうに唄を覚えていますか?」と訊かれたことを思い出しまして。
選曲は、「しよう」という段階でもうほぼ大半が私の中で決まっていて、リストにしようとするとワーッと出てきます。
だから、ある意味「自分で選んでいる」感じがしないのです。後で、「これはそういうことだったんだ」とわかることも。
(勿論、共演のミュージシャンのことや、季節柄、最近あったこと、などを鑑みているので、その上でのお話ですが・・)
今回8/27のLiveの選曲も、そうでした。尾花さんとのDuoは特にワーッと沢山出てきてしまって困るのですが、今回は特に今まで(別の編成でも)ご一緒してきた曲や、やっぱり好きだ!という曲を、もう一度丁寧に演奏していきたい、という思いがあるのだと思います(無意識的に)。「色褪せないもの」を、さらに深めてお届けしたいなと。以前の演奏動画を観ても、確実に「変わってきているな」と感じます。具体的に言うと、私自身は唄うキーが低くなってきていて、以前よりも低音が響くようになっている気がします(高音のレンジは変わらないけれど、低音の方が確実に「落ち着く/しっくりくる」のです)。これは年齢的なものもあるのでしょうね(笑)。尾花さんとのアンサンブルも、だいぶ落ち着いてきました。尾花さんご自身も、私よりもっと沢山の演奏活動をされているので、ずっと進化していらっしゃいます。どんなに忙しくても「(リハの)その場で初めて譜面を見る」ということは決してなく、色々と前向きに吸収していく姿勢は、本当に頭が下がります。先日のリハーサルも、順調に終了。尾花さんの7弦ギターは、Duoだとさらに熱を帯びてきて、唄う方も気持ちがグッと入ってきます。本番がとても楽しみです♪
そんなこんなで、今回のLiveは「残したくなるような名曲」も多く演奏します。
新曲は、今までとちょっと違った毛色のものにも挑戦しています。
このDuoがどんなふうに進化しているか、ぜひ目撃しにいらしてください。
そして、お酒の美味しいポルトでご一緒に乾杯しましょう!
お近くの皆さまもそうでない方も、お待ちしております♪
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■2019/08/27(tue)
"Voz e 7cordas -声と7弦- "
Kayo & 尾花毅 Duo Live
@日暮里Bar Porto
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅/Takeshi Obana(7弦guitar)
19:00 open
[1st]20:00- [2nd]21:00過ぎ-
Charge: 2,000yen +order
◆日暮里 Bar Porto(ポルト)
東京都荒川区東日暮里5-40-8
JR「日暮里」駅南口より徒歩5分
Tel: 03-3891-6444(ご予約) または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
コメントをお書きください