梅雨の真っ只中。昨日は満月、綺麗でしたね。
もう5日も経ってしまいましたが、先週のお話を。
先週木曜6/13、丸の内にあるコットンクラブへ
ブラジル出身で米国在住のsinger、ルシアーナ・ソウザの
Liveへ行ってきました。彼女の唄を生で聴けたのは約15年ぶり!
今まで来日時は、日本に居なかったりタイミングが合わなかったり、
でようやく。20代の頃に行ったNY一人旅で、ギタリスト
Romero LubamboとのDuoを聴いた時の感動は、
今でも鮮明に憶えています。。
今回のステージは、昨年Joyceのブルーノート公演でも聴いた、同じくブラジル出身のギタリストChico Pinheiroと、LA出身のJazzベーシストScott Colleyとのトリオで、英語曲とポルトガル語曲を交えながらもJazz寄りの演奏。Lucianaお得意のスキャットも、スネア&ブラシ&シンバルやトライアングル、パンデイロほかパーカッションを駆使しながらの演奏も、息の合った落ち着いたアンサンブルも、とても素敵でした。音量も音数も間合いも、ゆったりと抑制の効いたエレガントなステージ。それでいて音楽的でクリエイティブ。音楽的に恵まれた、素晴らしいご両親を持つサラブレッドというだけでなく、ご自身でトレーニングも経験も沢山積み上げたからこその余裕、素晴らしかったです。gracefulで品がありながら芯のある音楽、簡単に到達できる領域ではありませんが、私自身も目指していきたいものです。
もともとは彼女の「唄とギター」シリーズ(素晴らしいブラジルのガットギタリスト達とのDuoでブラジル音楽を唄った"Brazilian Duos"(1)-(3):写真左下)がとても好きで、今でも愛聴しているのですが(1stに至っては擦りきれて?先日2枚目[リマスター版]を購入したぐらい)、そのインパクトが大きすぎて、やはりポルトガル語でサウダーヂたっぷりに唄う、ブラジル寄りの音楽の続編を(ギターDuoでも、ピアノでも、ほかのアコースティック小編成でも)また聴きたい!と思ってしまいます。
米国でバークリー音大を出てそこで教鞭も執っていらっしゃったこともあり、またジョニ・ミッチェルの元夫であり名プロデューサーのラリー・クライン氏とご結婚されてからは更に英語圏寄りの音楽になっている気がしますが、Jazz寄りのBossa Novaでもない、ガッツリのブラジル音楽も、いつか聴かせていただきたいものです。終演後に一緒に撮った写真はうまく撮れていなかったので、15年前のものを(写真右下)。NY Jazz StandardでLiveを観たということ以外特に何も伝えていないのに「あなたもsinger?」と言ってくれた、ルシアーナ。彼女の唄に触れて、ここのところ視野が狭くなっていたなとか、そのままにしていた課題も思い出したり。次回来日時は、scat workshopもぜひ企画していただけたら。。
会場は、予想以上にミュージシャンや知人の皆さんもたくさんいらっしゃって、嬉しい驚き!アフターは皆で近くにあるセッション女将&bossa nova弾き語りスト・阿部かよこさんが店長を務めるネルソンズバー・ウェアハウス(ワンコインで美味しいお酒が飲める素敵なお店✨)へ押しかけて?賑やかに。音楽が繋いでくれたご縁、本当に楽しい夜でした♪
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