そして『お世話になってます』シリーズ、第3弾(笑)。
5月5日夜は、最近ピアノをちょこちょこ教えて頂いている、伊藤志宏さんのsolo live@吉祥寺Stringsへ。午後スタジオ練習の後、滑り込みで入店できました。女性ファン多し!
この5月5日の志宏さんsolo piano live@吉祥寺Singsは、もう6年目になるそうです。
それまであまりsoloで弾くことのなかった志宏さんが、Stringsオーナーの井上さんに言われて、ここでsolo piano liveを始めたのだそうです。そして、solo作品『ヴィジオネール』に繋がっていったのだとか。
この日は、MC一切なしで始まり、曲間もほぼ休むことなく1セット50分ほど?を集中して弾き続けていらっしゃいました。
一年前にここに聴きに来た時も、ほぼそんな感じだったと思います。今回は、志宏さんが入ってきてピアノの前に座った時に、明らかに会場の空気が一変して(いい意味で)張り詰めた感じになったのがとても印象的でした(奥の方に居て、その様子を見ていないのに肌で感じたのです)。ご本人も、とっても"氣"をこめてピアノに向き合っていらっしゃるのがわかったし、お客さんも皆、息をひそめ耳を澄まして聴いていらっしゃるのがよくわかりました。そこからはもう、美しい伊藤志宏ピアニズム。何処かで聴いたようなフレーズというのは一切ないのだけれど、唯一「感じた」のは、セロニアス・モンクでした。モンクのソロピアノ、大好きでよく聴いていたのを思い出します。とにかく魂を込めて、自由かつ真摯にピアノに向き合う様子が伝わってくるステージでした。
そして来る7/16(日)の夜、同じくこの吉祥寺Stringsで、志宏さんとのduo liveが決まっています!
ブラジルの偉大な作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンの抒情的な楽曲を、bossa novaとはまた違った観点からお送りする予定です。志宏さん流に料理されるジョビン楽曲、私自身もとっても楽しみです。詳細は追ってお知らせしますね。
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