春の帰省

先週末から5日間、愛知の実家に帰省してきました。
お正月に帰れなかったので、1年以上ぶり。


当初はこの時期に名古屋でのLiveを企画していましたが、やむを得ない事情でキャンセルになってしまったので、今回は娘と二人、ゆっくりと。まず土曜日は、恒例・高校の同級生が10人ほど集まり、ワーッとひとしきり近況報告。いつも時間が戻ったようで、ホッとするひとときです。日曜は、隣に住む姪っ子甥っ子とゆったり過ごし、リフレッシュ。

そして月曜午後、名古屋のbossa novaギタリスト、伊藤史和さんのソロLive@天白cafe teatroへ。名古屋の友人jazzドラマーを通じて(勿論それ以外でも)ずっと存じ上げていましたが、音を聴かせて頂いたのはこの日が初めてでした。お人柄か、春らしい柔らかで優しい印象のギター。ご本人曰く「激しい」アフロ・サンバを弾いていらっしゃっても、やはり何処となく「優しい」のです。この日はとてもアットホームな雰囲気で、お客様は100%女性のみ!の生音Live。後半のセッションタイムは、ウクレレを披露される方、弾き語りでシャンソンを唄われた方、jazzyで大人っぽい雰囲気のsingerさんなど、特にブラジル音楽にこだわらず、皆さんのパフォーマンスを愉しみました。私も、ブラジルの曲を2曲、伊藤さんのギターで心地よく唄わせていただきました。この日実は体調がすぐれず、行きの電車で予定変更しようかとも思いましたが(笑)、行ってヨカッタ!早速、名古屋でのLiveをお誘いいただき、ご縁に感謝♪です。


火曜日は、娘と二人でハイキング。私が通った小学校の通学路を30年ぶりに歩いたり、昔住んでいた家の辺りを散策したり、お墓参りをしたり。笑っちゃうぐらい何もない山道のような風景に、パリ経由東京育ちの娘は「冒険できていいな」と。確かにね...。劇的に変わってしまったもの、全く変わらないもの、30年も経てば色々ある。でも毎回、帰省するたびにルーツを確認するような、足元を踏みしめるような感覚を味わうものです。地元で頑張っている同級生や後輩の活躍を耳にして、すごく活力をもらったり。

写真は、実家の窓から見える海と朝陽。この景色も、家で思いきり生ピアノを弾けることも、今の私には貴重。
それでもやはり、「ふるさとは遠きにありて思ふもの」。今日からまた東京での日常を過ごします。週末リハへ向けて!