WilmaさんLive@阿佐ヶ谷スタッカート

セッションで唄った後は、ブラジル音楽&ポルトガル語歌唱の師匠であるWilma de OliveiraさんのLive@阿佐ヶ谷スタッカートへ。

メンバーは、左から高橋ひでさん(guitar), 西村誠さん(percussion), Wilmaさん(vocal), 寺前浩之さん(bandolim)。Wilmaさんと西村さんはお久しぶりにお会いでき、ひでさんと寺前さんは一方的に存じ上げていたものの、この日初めてお話しできました。今回はオーディエンスの方々含めてブラジル濃度がとても高く、『完全生音Live』ということもあってか、まるでWilmaさんのお宅でホームパーティーでも催されているような、そんなアットホームな空間でした。

前回私が聴いたWilmaさんのLiveはBossa Nova多めでしたが、今回はLuizão Maia、Djavan, João BoscoなどMPBが多めで、Tom Jobimの曲も幾つか。曲が進むにつれ、WIlmaさんの唄も熱がこもり、いつもながら芯のある、温かい唄に包まれました。
唄は人なり。私はWilmaさんの、正直でおおらかなところが大好きですが、そんなお人柄どおりの唄でした。

聞けば、サンパウロからまた東京に戻っていらしたとか。またこうして時々お会いできると思うと嬉しい限りです。
お会いして、唄を聴くたびに、じんわり温かい気持ちになる。私もそんな唄い手になりたいものです。