カエターノに続いて、MPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)の巨匠の一人、トニーニョ・オルタのソロLiveへ行ってきました。
今年はオリンピック効果もあってか、本当にブラジル音楽関連の来日が多い!嬉しいことです。
今回の会場は、代官山のLiveハウス「晴れたら空に豆まいて」。Toninho級のアーティストにしては小さなステージでしたが、そのおかげかとてもアットホームで一体感のあるLiveでした。Toninhoは本当にお茶目で、こちらが心配になるほどサービス精神旺盛。Milton
Nascimentoとミナス関連の曲を演奏した1stセットはとてもリラックスした雰囲気で、2ndセットではいい具合に集中していらっしゃった気がします。音色から声からgrooveからハーモニーから、それはもう美しい彼の音世界。あのレベルの方々は、心身音が一体となっていて、その人そのものとしてガツンとこちらに訴えかけてくるものがあります。ゲスト出演のマツモニカさん(harmonica),
小畑和彦さん(guitar)も、とっても活き活きとしていらっしゃって、素晴らしかった。
そして、会場では沢山のミュージシャン、知人、お久しぶりの方々にお会いできて、お話しできて、長丁場でもとっても充実した楽しい時間に。音楽をシェアできるって、本当に幸せなこと。終演後、Toninhoと一緒に写真を撮っていただいたら彼が「ブラジルにおいでよ!」と。行きたいね、やっぱり。行かなきゃね。本当に、濃密な夜でした。
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